携帯電話供養
私の宝物。
自宅の机の、ある引き出しには、私の宝物がいっぱい。。。
と言っても、ケーブルの切れっ端ややいらなくなったウォークマンやコネクタ、充電器などのガラクタです。何でこんなのを大事に持っているのか、自分でもわからないんですけどね。大事においてます。
で、
携帯電話も転がっていた。ご多分にもれず、携帯電話は1年に1回くらいのペースで新機種に交換してます。ポイントがたまるので殆どただで機種交換できますね。
まだこれ以外にもあったけどもう捨てちゃいました。
もったいないですねー。どれもまだ使えるのに。
携帯電話って、ハイテクの中のハイテク機器なんですね。
高周波無線回路技術、小型化技術(実装メカ、IC電子部品、狭ピッチ配線など)、軽量化技術、ソフトウエア技術などなどなど。
しかも機能としては、電話+デジカメ+デジカム+AV+レコーダー+その他のがめいっぱい盛り込まれていて、まさに現代の「神器」そのもの。
そんな高性能な精密機器が、外観ですらまだまだ新しい状態でどんどん捨てられていく。。。。
ポイッ、ポイッ、ポイッ。
技術屋の一人として何かスッキリとしないモノを感じます。多くのエンジニアたちが寝る時間を惜しんで開発した商品が半年後には次から次へと捨てられていく。
でも、
時流には逆らえないですね。
ポイントがたまったら、また新機種に交換しよーっと。
あかん?
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。