香ばしさとは。
王将のギョーザ。
「きつね色」に焼き上がった餃子を、たれなしでフガフガと食べる。たまりませーん。
でね、
なんで、きつね色に焼き上がったらおいしいんだろうね?インターネットで調べたけどわからなかったので、いろいろと考えてみたんですね。
身の回りを見てみると、意外、というかかなり「焦げ」がおいしいという料理はたくさんあることに気づくんです。焼き肉、焼き魚、お焦げご飯、たたき等のグリルもの。グラタン、お好み焼き、カステラなどのフライパンもの。さらにコーヒー豆、カラメルシロップ、等もある。いずれも焦げ部分がおいしいよね
カリッと歯ごたえが良いってこともあるだろうけど、私は「香ばしさ」だと思うんですね。人間って本能的に炭の匂いが好きなんですよ。「炭火でやくと遠赤外線が出て」なんてのはウソで、単純に炭のにおいが食べ物にしみつくからだと私は信じている。野外でBBQをやって家に帰ったら体中が炭くさくなってるけど、不快じゃないもんね。スモークサーモンなんか、煙をしみ込みませておいしいって言ってるんだからね。コーヒーだって、よく考えたら煎って炭化した豆をすりつぶしてお湯で濾した汁を飲んでるわけでしょう。炭そのものですよね。
だれか、科学的根拠を知っている人いたら教えて!
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。