身近な疑問を科学する
へぎそばのコシ
前々回に紹介したへぎそばについての補足記事。
へぎそばのコシの強さのヒミツがわかりました!
つなぎに”布海苔(ふのり)”を使っていたのだ!
って、
そんな大げさな問題ではないか。 (笑)
でも、「ふのり」ってね、昔、障子に障子紙を貼るときに使ってたあの白濁したゼリー状のやつですよね。洗濯の時のノリづけにも使ってたよね。あれが入ってんの?
でもおいしかったよホントに。
そばでもうどんでもラーメンでも、製麺するときには粉を練るだけではダメで「つなぎ」と言うものを入れるんですね。信州ソバなら山芋、うどん・ラーメンにはかんすい、その他食塩や小麦粉などいろいろなものが使われます。また、無かんすいとして卵を使用しているものもあります。
大学生の頃に毎日食していた生協のインスタントラーメン袋には「無かんすい麺」と書いてあったのを思わず思い出しました。(笑、涙、青春の日々)
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。