相対性理論
「相対性理論」 やだ~。鳥肌、拒否反応。
「コリオリの力」の話は、地球の自転によって自分が高速で動いていたために起こる現象でしたが、ニュートン力学のエリアでは、日常生活の常識に照らして考えることができるのでなんとか違和感なく入っていけますね。
でも、
移動速度が光速に近づくとだんだん話がややこしくなってくるんですね。なにせ1秒で地球を7周半するんですから、常識では考えられないような事が起こっちゃう。。。これ、相対性理論。
まずは良くある説明から。
走る電車内の真ん中から、前と後ろにそれぞれ同じ速度で同時にボールを投げる。運転手さんと車掌さんには同時にボールがぶつかります。地上から見ても同じ。あたりまえですよね。
今度は、光速で投げてみる。すると車内にいる人から見ると同時に当たっているけれども、地上の人には車掌さんに先に当たり運転手さんには遅れて当たる。ゲー、何ソレ~?もうわかんなくなっちゃいますね。
光速近くで動く世界では、長さや重さや時間が変わるんですね。車内では同時に起こっていたことが地上から見ると違っている。それどころか、現象の起こる順番さえ変わる。光の速さより速いものはない(光速度不変の原理)ので、光速で飛ぶロケットで光を追いかけても、光はやはり光速で逃げていく。。。。ゲー、何ソレ~?ですよね。
普段、一義的に事実と思っていることでも、違うところから見ると事実ではないということ。自分は静止しているつもりでも地球の自転で高速回転している。その地球は公転によって太陽の周りを高速で回っている。その太陽系は宇宙の中で高速膨張している。そうすると、この宇宙は。。。。
この宇宙をその外側から見ている誰かがいるはずですね。そしてその外には。。。
いったい宇宙の果てはどうなってるの、、、っと、ここまでくるといつも眠たくなってくるんですね。
ふあー、おやすみ。
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。