病めるアメリカ
アメリカの社会問題。
中東問題や北朝鮮、政治や経済の問題も大事だけど、
アメリカの国内における身近な問題も奥が深くてむずかしそうですね。
今回の滞在でつくづく感じたことです。
肥満問題。
いままでは大して気に留めなかったのですけど、ある日気になりだして周りをよく見ると、肥満はものすごく浸透してますね。危機的状況といっても過言ではないですね。西洋人と東洋人の元来の体型の違いもあるが、なぜこんなに多いのか。
一つは食べ物。喉が痛くなる程甘いケーキ、バター・チーズ・オイルにまみれた料理。それと、歩かない・歩く機会がない。日本のように「ちょっとそこまで」と出かける機会がない。これですね。
これって、ここにいると逃れられないですね。必然的に太くなっちゃう。食事を選び、カロリー消費する目的で運動する機会を作らないと、必然的に肥満回転に陥ります。
短期間で私もかなり太りました。体重計が怖いよ。。。
移民問題
町のあちこちでスペイン語が聞こえる。ウエイトレス、道路工事、掃除人、、。実際に町にはスペイン語系の人が増えていて、安い人件費で働くためサービス業では価格競争が激しくなってきているらしいんですね。リフォーム会社を経営する義兄はそうこぼしていました。
またある愛国的アメリカンお友達は、「自動応答の電話案内で”(スペイン語ではなく)英語での応答を希望の場合は1のボタンを押してください”と言われた。ここはアメリカなのに何で英語を選択せなあかんのか」と怒ってました。
NYでは、ストライキまで起こってるこの騒ぎ、どうやら全土的問題のようですね。
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。