空を飛ぶ重量物ー飛行機
最近は涼しくなってきたので、風呂上がりにベランダですずんでいると本当にきもちがいいですね。ふと上を見上げると、夜空の中を旅客機が、ライトを点滅させながら伊丹空港の方へ飛んでいく。
数十トンもある飛行機はなぜ空を飛べるんでしょう。
飛行機の翼の断面はおおよそ左の図のような形をしているんですね。上辺が曲面で下辺が比較的ストレート。
翼の前にある空気は、翼で上下に分かれて流れていき、翼の後ろで合流します。その時、図をよく見ると、上の気流と下の気流の通ってきた道筋に距離の差がありますね。これなんですね。
つまり、もともと同じ状況にいた空気(気流)が上の方は強制的に長い距離を進まされた。。。。わかりやすく言うと、「引き延ばされた」と言うことなんです。空気が引き延ばされると当然気圧が下がりますね。その結果、翼の上側は下側に比べて気圧が低くなる。だから、翼は上に吸い上げられて上向きの揚力を受けるんですね。
当たり前の話ですが、飛行機は止まると落ちる。絶えず翼に風が当たっていないと空に浮いていられないんです。だから飛行機のエンジンは翼に風を当てるためについているのですね。決して飛行機を空に引っ張り上げるためではないんです。
ロケットのエンジンは、上昇する推力を直接得るためのものです。だから翼は必要ない。
飛行機のエンジンとは根本的に役割が違うんですね。
――――メカトロ商品設計請負 ASSIST TECHNOLOGY――――
商品開発・設計支援、技術者応援
————————————————
『アシステックのホームページ。見てね。』
http://www.assistec.jp
————————————————
『”和太鼓のススメ” 和太鼓のブログ好評連載中!』
http://taikohien.exblog.jp/
————————————————
『タカのライフワーク 和太鼓「飛炎」のサイト』
http://www.wadaikohien.com/
————————————————
『スカイプをお使いの方はコチラまで』
スカイプID : assistecjapan
————————————————
有限会社アシステック 代表取締役 伊藤 隆康
――――メカトロ商品設計請負 ASSIST TECHNOLOGY――――
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。