CT 「Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)」
おかげさまで大阪青年会議所太鼓倶楽部「飛炎」第13回公演は無事終了致しました。私の趣味は和太鼓演奏で、この太鼓集団で太鼓打ちをやっているんです。11月19日は、2006年公演の日。今年でもう13回目になるんです。
毎年、700-800人のお客さんにご来場頂いて、ご好評を頂いているんですけれども、今年は、演奏直前リハーサルの時に隆樹(4才)が会場でケガをして救急車に乗る羽目になったんです。(詳細は「タカの和太鼓ブログ」をご覧ください)
で、
救急病院では、CTとレントゲン診断を受けたんです。
初めてCT装置をナマで見たんですね。
ご存じのように、大きなドーナツ状の検出装置の真ん中に直径60cmほどのスペースがあり、そこをベッドが入ったり出たりするようになっているんです。
横で付き添う私には、鉛の入った大きなエプロンを着せられました。鉛は放射線を遮蔽するんですね。
まず、十字に照射されたレーザー光線で検出部位を確認(あのスーパーのレジにあるヤツですね)。今回は頭部の検査だったので、顔面を中心に赤いレーザー光が照射されました。そしていよいよベッドがドーナツの中に入ったり出たり。その間わずか2-3分で終了です。昔はこのあとの解析にとても長い時間を要していたらしいのですが、今回検査を終えて15分ほどするともう診察室に輪切り画像の写ったのフィルムが用意されていました。
CTというのは放射線を照射してその吸収率によって画像化するというもの。部位によって吸収率が違うんですね。頭部内を通過した放射線が、どのくらい減衰しているかを測定ことで知るわけです。
しかし、それだけでは通過軌跡のどこでどのくらい吸収されたかはわかりませんよね。
そこで、放射線を平面内のあらゆる角度から照射して減衰(吸収率)を測定し、各部位での吸収率をパラメータとして連立方程式を解くのだそうです。 (CTの基本原理)つまり、頭部の1平面内に座標系を設定して各座標を未知数として方程式を組み立てるんですね。これは膨大な量の演算になるので、コンピュータの処理速度が遅かった昔は画像ができあがるまでに時間がかかったということなんです。
コンピュータの技術革新はあらゆるところに恩恵をもたらしているんですね。
でも、私は行列演算は苦手で、いまでも鳥肌が立つんですが。。。。
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有限会社アシステック 代表取締役 伊藤 隆康
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PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。