バブで出てきた炭酸ガスの重さ
前回今回と、説明だけで退屈かもしれないけどガマンしてね。
さて、バブ一錠で発生したガスは0.09モルであること。そして、
そのガスの中に含まれる分子の数は5x1022個であることがわかったんですよね。
今回は重さです。
炭酸ガスの分子式はCO2 です。つまり炭素原子(C)が一つと、酸素原子(O)が2個集まって「俺達は炭酸ガスだぞ」といっているんですね。
で、
なつかしい周期律表です。
表からわかるように炭素の原子量は6、酸素は8。
なのでCO2の分子量は、6+8x2=22ですね。
さて、ここからがモル計算の便利なところ。
つまりこれは、1モル(6.02×1023 個)のCO2が集まったら22gになるということなんです。
バブの実験で集まった気体は0.09モルだったので、気体の重さはというと
0.09モルx22g=約2g
バブ1個で4gの気泡が出てきたことになるんですね。
前回、今回はちょっと退屈だった?ゴメンね。
次回はディズニーランドで買ったおもちゃを分解しましょうね。
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有限会社アシステック 代表取締役 伊藤 隆康
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PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。