ダイソンの掃除機
大阪は今日も雨。
梅雨ってイヤですね。マウンテンバイカーにとってはいやな季節です。
さてさて、
今日はダイソンの掃除機についてのおはなし。続編です。
ダイソンの掃除機については、購入した去年の5月にこのブログでご紹介しましたね。その時には外資企業らしいカタログの見せ方や、日本メーカーの対応のいい加減さについて投稿しました。
それから1年。使ってみてやはり日本メーカーが良いかな、って思いなおしています。
私の不満を列挙してみましょう。
①図体がでかく(日本の家では)使い回しが不便。
②電源スイッチとコード巻き取りスイッチが同じデザインで左右対称に付いているので迷ってしまう。
(電源を切ろうとしたらコードが巻き取られちゃう)
③吸引のフレキシブルパイプに折りグセが付いてすぐに折れ曲がってしまう。
(ついに交換してもらいました)
④作りがちゃっちい(特にオプションアダプタはおもちゃみたい。ふにゃふにゃ)
⑤人間光学的でない。
(例えばパイプの交換は、交換のための押しボタンが本体側にあるので両手が必要)
フィルタの交換が殆ど不要であることや廃棄がクリーンと言うダイソンの特徴を差し引いても、良くないですね。日々使用するのでなんと言っても使い勝手が良くないとイライラしちゃいます。(ダイソンを使っている私の知人なんかは、頭に来てケリを入れたそうです)
ダイソンは技術的荷は比類のない非常にすばらしい商品です。でも、使い勝手という点ではおそらく及第点以下。使う人のことを考えていないんですね。上記の不満はすべて使い勝手です。商品としては致命的ですよね。
商品、特に家電というモノは単に技術だけではなく使いやすさも重要なファクターであることを実を持って実感しています。
商品=技術+使い勝手
これ、商品技術者の鉄則ですね。
―メカトロ商品開発・設計・製作 ASSIST TECHNOLOGY―
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(株)アシステック 伊藤 隆康
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。