水の不思議4
水だけの得意な性質「凍ると体積が増える」と言うことを利用したスポーツがあるんですね。
それは、
アイススケート。
スケートの小さい刃先を通じて氷に圧力がかかる。圧力を受けた氷は体積を小さくするように圧力を受けている間は溶けて水になる。
溶けた水が潤滑油になり、この繰り返しでスケートはスムーズに滑っていくというわけですね。
水になっているのは圧力を受けている瞬間で通り過ぎた瞬間に再び氷に戻る。だからスケートリンクは水浸しにはならない。(実際は室温の上昇で溶けているけれども)
凍ると体積が増える、という水ならではの原理ですね。従って水以外の液体では凍らせても滑らない。
。。。という説が有力。
スケートの滑走原理には諸説があって摩擦熱で氷が溶ける説などもありますが、実はまだ解明されていないんですね。私は圧力説賛成派です。
これまた水の不思議。
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株式会社アシステック 伊藤 隆康
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PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。