開発・設計・試作コンサルティングものづくりお助け隊
No.002 外科手術用縫合器
ローラ式糸送り機構とラック&ピニオンで構成された手術糸把持機構の開発
用途
外科手術に於ける、臓器固定のための手動縫合用途
開発ポイント
電気回路を用いず、機構構造(ラック&ピニオン、ラッチ機構など)のみで、手術に於ける手術糸の縫合作業を支援する製品を開発した。また、使い勝手の面から操作部レイアウトを工夫し、術中の片手操作を可能にし、かつ手のひら にフィットする糸把持・縫合機能を搭載した。
特徴
従来は両手を使って糸送り作業、糸把持作業、縫合作業を行ってい たが、はさみによる糸の切断や身体を手で押さえながら等の作業をすることが出来なかった。
しかし、片方の手中にすっぽりと収まるように小型化されたこの装置により、 全ての作業を片手で行えるようになったので、術中のドクターの片手を自由に 使えるようになった。